ANAジュニアパイロットとは
6歳から11歳まで のお子様を空港の出発から到着までサポートしてくれるサービスです。
このジュニアパイロットを利用前に検討した記事がこちらになります。
今までに利用した事がありませんでしたがジュニアパイロットを利用することが安全でコスト的なメリットもあることがわかりました。
しかし、親の勝手な思いでこんなことに挑戦させてください大丈夫なのか?
本人(長女)はどのように思っているのでしょうか?
実は昨年、既にこちらのサービスを利用しており、その時の感想は。。。
1年前、6歳の時の長女のコメント
「もうお姉ちゃんなので1人でも大阪に行ける。けどみんなで行った方が楽しい。」
とちょっと微妙なコメントでした。
そして今年も聞いてみました。
私「また飛行機に乗って一人で大阪に行く?」
長女「一人でおじいちゃんとおばあちゃんに会いに行ける!」
かなり余裕なコメントでしたが実際はどうだったんのか。。。
ジュニアパイロットの詳細につきましてはANAのサイトをご参照ください
ANAジュニアパイロット(お子様一人でご利用のお客様) [国内線] | Service & Info [国内線] | ANA
ジュニアパイロット当日、最初にすること
この日の大阪行きのフライトは61番搭乗口。
Bゲートが一番近いのですがジュニアパイロットの場合、通常のチェックインができない為専用デスクで受付を行う必要があります。
ちなみに場所はBゲート横にあるアシスタントエリアです。
こちらでジュニアパイトロットの申し込みと同意書の提出を行います
事前に同意書に記載すれば当日、ドタバタすることも無いのでお勧めです。
下記リンクからダウンロードして準備してください。
※昨年とは集合場所や受付が変更されているのでご注意ください。
昨年はDゲート付近にこのような看板がありました。
受付終了後
子供にはこのような「ひとりたびカード」を頂けます。
また保護者には「手荷物検査場通過証」が頂けます。
そして受付後はそのままアシスタントエリアから手荷物検査まで行けちゃいます。
混雑時期など一般レーンに並ぶ必要も無いのは子供連れには嬉しいサービスです。
正直、長女は今回の一人旅が楽しみで楽しみで昨晩は寝付けなかったほど興奮していました。
1人で飛行機に乗ることやおじいちゃんおばあちゃんや同世代の親戚に会えることなどとにかくテンションが高かったです。
いつもは私が家族分をまとめて対応する手荷物検査前のチェックも自分自身でやることができてとても自慢げでした。
手荷物検査通過後
ゲートを通過すると今回のフライトログブックを記入し、フライトに備えます。
気が付けば一年前から始めたフライトログブックも最終ページ。昨年は一人でログブックをお願いするような余裕もなく、お願いできませんでしたが今回は自分一人でお願いすると気合が入っています。
ちなみに先ほど保護者向けに受け取った「手荷物検査場通過証」は手荷物検査時に提出する為、この時の私はフライトに関わるアイテムが何も無い状態です。
搭乗のタイミングはダイヤモンド会員様よりも前で一番最初の搭乗となります。
昨年の不安な表情とは一転。自信に満ち溢れたピースサインでお別れです。
機内まではついて行ってあげられないけど優しいスタッフの方に付き添われ、行ってしまいました。
姿が見えなくなるまで見守る私と一度も振り返らない長女。もう彼女の一人旅が始まっているようです。
1時間。。。
ANAのスタッフの方と一緒に制限エリアを出てきました。
右手には自分でお願いしたフライトログブックもしっかり持っています。
東京から大阪までは1時間と時間ですが一人旅の長女にはどれだけの時間に感じたのでしょうか?彼女にとって貴重な1時間になっていて欲しいです。
伊丹空港まで迎えに来ていたおじいちゃんおばあちゃんには到着するとすぐにログブックを自慢して見せてあげたそうです。
この日、長女に電話して一人旅について聞いてみると
「また来年の夏休みも一人で飛行機に乗りたい」
との事でした。
小学生になってから一人でできること増え、嬉しいような寂しいような。。。
少しの間、家族と離れる夏休みとなりますが良い思い出が増えて欲しいです。
保護者はどのように戻るのか?
話は少し戻りますが子供を送り出し、取り残された保護者についてちょっと説明させていただきます。
先ほども説明しましたが制限エリア内に入るためのアイテム「手荷物検査場通過証」は既にありません。そしてここは出発階で来た道を戻ることはできません。
制限エリアを出る方法は到着階へ移動する必要があり、到着階への連絡通路は62番搭乗口付近にあります。
こちらが「到着連絡口」の看板になります。あまり利用されたことが無いと思いますがここから到着階へ移動が可能です。
看板があまり大きくない為、見逃しやすいので気を付けてください。
到着連絡口の案内に従って進むとちょっと緊張する作りが現れます。
本当に進んでいいのか不安になる方もいると思いますが大丈夫です。進みましょう
さらに近づくと警告が現れます。
「出発便ご利用のお客様は入れません」
これはちょっと躊躇しますよね。
でも冷静に考えるとこの日は子供を見送っただけなのでフライトはありません。
迷わずに進みましょう。
中に入ると到着階に降りる階段が見えてきます。
他の利用客は誰もおらず、不安はありますがここを進みます。
さらに進んでも誰もいませんが迷わずに進みましょう。
さらにさらに進むと見慣れた到着階に出てきます。
到着便が無い時間帯だとここにも誰もいませんが心配ありません。
預けた荷物も無いのでこのまま制限エリアを抜ければ無事に帰還です。
普段利用しない「到着連絡口」を利用する事は大人にとってもちょっと緊張する1人旅みたいですね。
ANAジュニアパイロット当日の流れ
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専用カウンターから申し込み、ジュニアパイロットのフォルダーをもらう
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同行される保護者はこちらのカウンターで入場許可証をもらう
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保護者の方はお子様を搭乗口まで連れて行く
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搭乗時刻の最初にジュニアパイロット本人がCAさんに誘導されて搭乗
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到着したらCAさんが飛行機から到着ロビーまで誘導で合流