はじめに
6月に入り、暑い日々が続いていますね。
そして来月には子供たちは夏休みが始まります。
せっかくの夏休みだし、どこかに連れて行きたい。でも仕事もあるので子供の夏休みのように大人は自由に出かけることもできない。
またお盆には実家に帰省する予定だがこの時期は飛行機も新幹線もいっぱいで辛い。
車で移動の場合、渋滞を避ける為、出発を深夜にしたり、子供にも大人にも辛い旅となります。
今回、そんな我が家の悩みを解決した一つの方法をご紹介します。
【目次】
我が家の選択
今年はお盆の少し前から長女を大阪の実家に連れていくことにしました。
「お盆に一緒に帰省すればいいのは?」と言われる方もいると思いますので今回、導き出した内容を少し補足させていただきます。
我が家の状況
実は娘が通う幼稚園ではお盆の前後に預かり保育を行っておりません。
共働きの我が家ではそのために仕事を休むことができず、昨年はその時期に新幹線で実家の大阪まで長女を送っていき、そのまま戻って来るという荒行を行いました。
費用について(東京-大阪)
便利な新幹線ですが大人運賃だけが必要な為、往復で約3万円となります。
飛行機の場合、大人の往復で約24,000円。子供は片道で12,000円。合計3.6万円となります。特典航空券を使った場合、合計で18,000マイルとなります。
この費用が迎えに行くと時にも同様に必要になるので最終的には送り迎えで以下のような費用が必要となります。(正直、結構な金額です)
・新幹線利用:約6万円
・飛行機利用:約7.2万円/32,000マイル
新たな選択肢
既にご存知の方もいると思いますが2017年の夏休みに我が家が選択したのはANAの「ジュニアパイロット」です。
こちらは6歳以上の子供であれば、利用できるサービスで当日、搭乗カウンターに子供を連れて行くと目的地の到着ロビーで待っている迎えの方まで係りの方が連れて行ってくれるサービスです。
我が家の場合、伊丹空港で両親が出迎えに来てくれるので羽田空港の搭乗カウンターに子供を連れて行けば、子供1人でも安全に大阪まで旅することができるんです。
子供にとって夏休みは特別な物ですが今年の夏休みは生まれて初めての一人旅。忘れられない思い出になりそうです。
※このサービスANAの乗継便まで対応しているので至れり尽くせりです
予約方法
電話またはインターネットで申し込みが可能で特典航空券を利用することもできます。インターネットで申し込みをされた場合、念のため電話でANAに「ジュニアパイロット」を利用することを伝えた方がスムーズです。
予約ができたら電話で当日の流れや座席を後部座席にするようなアドバイスいただけ、心配なパパやママには一安心です。
当日までにHPから同意書に記載し、準備をするとスムーズな対応が可能です。
費用について(東京-大阪)
飛行機の運賃が片道12,000円となるので往復で24,000円。
親が付き添う場合と比べ、48,000円もお得になります。
特典航空券の場合、子供分だけの往復で12,000マイルになります。
親が付き添う場合と比べ、24,000マイルもお得になります。
注意点
・悪天候などの条件付きフライトの場合、利用することができません
・迎えに来る方は身分証明者が必要となりますのでご準備ください
JALの場合
JALでも同様のサービスが「JALキッズおでかけサポート」という物があり、基本的にはサービス内容はANAと同じです。
【JALキッズおでかけサポート】
キッズおでかけサポート(JALスマイルサポート) - JAL国内線
ユナイテッド航空のマイルを利用する場合
余談となりますがユナイテッド航空のマイルがあったので当初はこちらで利用しようと思いましたがインターネットでは子供だけの予約ができず、電話のみの対応となります。
電話での予約の場合、予約手数料:25ドル(約3,000円)が必要となり、あまりお得ではありません。
※2017/06/15追記
【予約手数料を取られない裏技】
先ほどユナイテッド航空のマイルを使ってANA便を予約し、「ジュニアパイロット」を利用する場合、電話対応が必要になるため予約手数料が必要になる説明しました。
しかしこの予約手数料を支払わずにマイルで特典航空券とジュニアパイロットの予約ができるようです。
手数料の背景
ユナイテッド航空のHPからは15歳以下の子供1人でANAの特典航空券を発見できません。その為、ユナイテッド航空のHPではなく電話予約する必要があり、ここに手数料25ドル(約3,000円)が発生します。
ユナイテッド航空もANAのジュニアパイロットのような子供の一人旅をサポートするサービスがあるのですがシステム的なつながりが無い為、使えないです。残念!
手数料が不要な予約方法
予約手数料の原因がわかれば対策はできます。
まずはユナイテッド航空のシステム上、一人旅でOKな「大人」「シニア」「子供(16歳から17歳)」を選択し、お子様のお名前で予約します。(システム上問題無し)
ユナイテッド航空から特典航空券の予約が取れたらANAに連絡し、年齢の修正とジュニアパイロットの予約を行えば完了です。
情報を教えてくださいましたぐるぐる (id:gururiguru)。ありがとうございます。
まとめ
- 今年の夏休みは長女にとって忘れなれない旅になる
- 子供向けサービスをうまく利用しよう
- 子供の一人旅、実は親の方がドキドキしている
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