はじめに
今回はたった一日ですが上海を楽しめる充実の観光プランを紹介いたします。
(自分で充実ってちょっと恥ずかしいですが。。。)
既に前編で上海の午前中の観光コースを紹介しましたが今回は午後の観光コースを紹介いたします
【上海の午前観光コースはこちら】
【目次】
- はじめに
- 13:00 上海ガニ/春在
- 15:00 観光/TV塔
- 上海観光の位置関係
- 16:00 観光:龍華寺
- 18:00 足裏マッサージ(小休止)
- 19:00 観光/豫园商城エリア(夜)
- 20:00 観光/外灘(夜)
- 21:00 Bar Rouge/外灘(夜)
- 一人旅お勧め度
- まとめ
13:00 上海ガニ/春在
豫园での朝食から豫园商城~外灘と観光を行い、フェリーで上海タワー近くまで移動しました。
ちょうどお腹が空いてくるタイミングで今回の上海観光の目玉「上海ガニ」を食べに行こうと思います。
場所はフェリーを降りてから上海タワーに向かって、10分程度歩いたところにある「春在」という上海レストランです。
このお店は中国では珍しく少人数で向けのレストランで二人掛けの席が多く準備されています。このようなお店は一人旅には重要ですよね。1人で円卓は寂しすぎますw
もちろん円卓もありますので大人数でも対応可能です。
この日、注文したのはレバーとゴマソース/上海ガニの酒蒸し/あさりの茶わん蒸しとビールです。(ビールはいつもですが。。。)
こちらのレストランは少人数でも楽しめることが前提にしているようで料理もそれほど多く無く、一人でも何品か注文が可能です。
今回の注文はお店の方に量を確認しながらお勧めを注文してみました。
そしてついに人生初の上海ガニとご対面。注文時に2杯が最低ロットと言われて、多すぎると思っていましたが非常に小ぶりで一人でも十分食べられます。
【初めての上海ガニの感想】
蟹味噌の部分が濃厚で日本酒や紹興酒と一緒に飲んだらら最高と思う反面、実の部分はタラバガニや毛ガニなどと比べて非常に少なく、食べている途中で少し面倒くさくなってしまいました。
※あくまでの個人の感想です
面倒くさがりの方は実の部分だけを食べられるレストランや料理をお勧めします
とりあえず、上海で上海ガニというミッションはクリア
15:00 観光/TV塔
昼食の春在でお腹いっぱいになったら散歩を兼ねて15分程度歩くと上海のシンボル「TV塔」を目指します。
TV塔を向かう途中では中国で最も高い建物「上海中心(上海タワー)」が見えてきます。うまく伝わるように撮れていませんが写真中央のビルです。
そして遂に上海のシンボル「TV塔」です。
正式名称は東方明珠電視塔(とうほうめいしゅ-でんしとう)
早速、チケットセンターに向かいます。
週末と言う事もあり、フェリーから今に至るまで人混みが凄い。
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やっぱ、行くのやめた!
今も不思議なのですがここまで来て上海のシンボル「TV塔」に登るのをあっさりやめてしまいました。
ここまで記事を読んでいただいた方には大変、申し訳ございませんが登っていない私はTV塔を紹介することができません。
Q:なぜ、ここまで来て上海のシンボル「TV塔」に登らなかったのか?
A:個人的にまったく感動が無く、実物を見ても興味が出ませんでしたからです。
またあまり有名では無いが気にってしかたが無い場所があったからです。
上海観光の位置関係
少し移動も多かったので午前からの移動と位置関係をご紹介させていただきます。
朝の豫园からスタートし、タクシーを使わず観光や食事しながら歩きで移動ができるのは便利で健康的なルートとなりました。
16:00 観光:龍華寺
ネタバレしていますが上海のシンボル「TV塔」を無視して向かった先が「龍華寺」です。TV塔からタクシーで30分もかかる辺鄙な場所になぜ向かったのか?
ほとんどの方が聞いたことが無いと思いますが私の大好きな三国志の時代、呉の孫権の母が建てたお寺で上海で最も歴史の古いお寺になります。
日本はちょうと卑弥呼の時代になります。
龍華寺の中はこのようなになっておりますが特別有名な何かがあるわけではありません。とりあえず、入り口にあった塔を一つまみさせていただきました
入場を支払い中に入ると身体を清める為の常香炉があります。さっそくお線香を購入し、見よう見まねで体験してみました。
日本では治したい箇所に煙をかけておりますがここではそのような作法はありません。
お寺の中に入ると今までの雑踏が嘘のように大変、静かで落ち着いた時間が流れていました。写真は撮れませんでしたが写経をする部屋や食事がとれる場所もあり、地元の人は週末をここでゆっくり過ごしているのだと思います。
今回の出張では常に人が多く活気に満ちた中国ばかりを見ていましたが都心部から少し離れるだけでこのような落ち着ける空間があることに驚きました。
特別な名所はありませんでしたが一人旅だからできる、自分勝手な観光地でした。
18:00 足裏マッサージ(小休止)
龍華寺から一度、上海市内のホテルまで戻りシャワーを浴びてリフレッシュ。
少し歩き疲れていたのでホテル近くのマッサージ店でゆっくり。
薬草入りの桶で足をしっかり1時間ほど温めて、疲れた足をもみほぐしていただきました。隣の担当の方が中国語で言葉の通じない私に話しかけてくるので記念に1枚、写真を撮ってみました。(特に意味は無いです)
19:00 観光/豫园商城エリア(夜)
午前中に来たばかりの豫园商城エリアですが雰囲気が全く違うのでタクシーが止まる前からテンションが上がってやばかったです。
このエリアすべてがこのようなライトアップされた建物で何度、シャッターを押したかわかりません。昼の観光では味わえなかった興奮が続いています。
朝、早茶で利用した「緑波廊酒楼」もさらに味のある店構えです
さてさて待望の夕飯なのですがお昼が遅かったことでまだお腹がそこまで空いておらず、このエリア内に多く見れるショップで食べ歩きをすることにしました。
最初に訪れたのが朝、小籠包をいただきました「南翔饅頭店」です。朝にはやっていなかった1階のテイクアウトで「ジャンボ小籠包」を注文。
実はこのエリアを歩いていると多くの方が注文しており、気になっていました。
レンゲではなくストローで肉汁を吸い、それから食べるというスタイルです。
初めて見た私にはインパクト十分。
「ジャンボ小籠包」。。。次回は頼みません。。。
皮が厚くなってしまい、小籠包独特の一体感が無く、失敗作です。
このような失敗にも負けず、次は北京ダック!
巻いた状態で提供されるファストフード北京ダックです。
こちらは巻く手間も無く、味付けも最高でした。
個人的には北京ダックはこのように巻いて提供されるといいと実感できる一品でした。
20:00 観光/外灘(夜)
昼同様に豫园エリアから徒歩で15分ほどで外灘のネオンが見えてきました。
昼の時とは全く異なり、建物から異様なオーラが出ているように感じます。
観光しているお客も昼の数倍はいるのでやはりメインはこの時間なのだと感じました。
日中、興味が薄れ登ることを諦めたTV塔や上海タワーも綺麗に見ることができます。
正直、上海のイメージはこの夜景なのだと改めて実感。昼に見るTV塔は昼に見る蛍と同じで感動しないのでは無いでしょうか?
21:00 Bar Rouge/外灘(夜)
実は写真には写っていませんが先ほどの外灘エリアは夜になると人混みが多くツアー客や大音量を流すお店でいっぱいです。
上海の代表する見事な夜景、ゆっくりお酒を飲みながら見たくないですか?
そんな方の為にお勧めなのが複合ビル「外灘18号」の最上階にある「Bar Rouge」です。
「Bar Rouge」は7階にあるのですがエレベータは6階までしかありません。
6階からは階段を使って上がるという不便さもここではおしゃれに感じてしまいます。
階段を上がると入り口がありますが入場料も無く、ドリンクを注文するだけでOK
店内はこのようになっており、とてもムーディです。
一人旅の中で一番緊張した場所となりましたがせっかくので白ワインを注文し、外のテラス席に移動しました。
もうとにかく一日の上海観光の中で一番、テンションが上がったタイミングで1人乾杯!
「TV塔」に登るか「Bar Rouge」に登るか2択があるなら間違い無く「Bar Rouge」を選択するほどお気に入りの場所になりました。
ちょっと下を見ると川沿いに多くの観光客が。。
そして夜景を見ながらまったりしているとスイス人とドイツ人のイケメンに声をかけられました。もちろんナンパでは無く、夜景が見えるテーブル席をシェアしてもいいかということでしたので速攻、快諾。
酔っぱらい仲間言う事で仲良くなり、ドイツ人にRIMOWAを気にいることを説明するとまったく通じない。改めて筆談で説明するとドイツ人からアクセントが違うとダメだし。正解はこんな感じだったと思いますw
「RI~MO↗WA↗」
話をしていると翌週から日本に来ると言う事でお勧めの観光ルートと東京に来て困ったら連絡するようにLINEの交換。
このあたりからお互いにおごり合戦が始まり、たらふく飲みました。
こんな出会いも最高にうれしいでよね。
一人旅お勧め度
- 上海料理/春在 ★★★★
- TV塔(東方明珠電視塔) ★★★
- 龍華寺 ★★★
- 豫园商城エリア(夜) ★★★★★
- 外灘(夜) ★★★★
- Bar Rouge/外灘(夜) ★★★★★★★★★★
- 小籠包/南翔饅頭店 ★★★★
- 早茶(飲茶)/緑波廊酒楼 ★★★★
- 観光/豫园商城エリア(昼) ★★★★
- 観光/豫园 ★★
- 観光/外灘(昼) ★★★
まとめ
- 一人旅のお勧め度は上記のようになりました
- 一人旅は自由気ままで出会いがある