はじめに
ミャンマーと聞いてすぐに国をイメージできる方はいますか?
観光名所や食べ物、国の位置など正確に答えられるのでしょうか?
正直、記事で紹介している私もはじめは正確に答えられない状態でしたw
そしてそんな私は「ミャンマー」と聞くよりも「ビルマ」と聞いた方がしっくりくるんです。特に思い入れがあるわけではありませんが小さい時に見た「ビルマの竪琴」のイメージが強く残っている一人です。
今回はそんな未開の地:ミャンマーについて簡単に紹介させていただきます。
【目次】
ミャンマーについて色々紹介
【ミャンマーはどんな国?】
自分の周りでもミャンマーに行ったことがある人がいなかったのでまずは簡単に紹介いたします。
場所はタイの西側に位置し、中国の南側になります。隣接する中国が特に大きく小さな国と思うかもしれませんが国土は日本の1.8倍もあるんです。
その為、ミャンマー国内の観光名所を全部見る為にはかなりの時間が確保する必要があります。
私は週末だけの滞在でしたので今回、私が紹介するのはミャンマーの空の玄関口ヤンゴンの「水かけ祭り」を紹介します
【なぜミャンマー】
旅行が好きで元バックパッカー。多くの国に行ったことがありますが未だ行ったことが無いことが一番の理由です。
ほかにも行ったことが無い国は多いですが迷っていた時期にのりさん (id:norikun2016) がマレーシア航空が格安ビジネスクラスキャンペーンを紹介されており、このキャンペーンの中からミャンマーを選択しました。
ちょうど私が利用したのと同じキャンペーンが2017年7月31日まで実地していますのでご興味がある方はこちらの記事をご参考ください。
年に何度からこのようなキャンペーンを実施しているマレーシア航空、今回チャンスが無かった方も今後の情報をチェックしてください。
【ミャンマーまではマレーシア航空で成田から移動】
日本からは唯一ANAの直行便がありますが上記でご紹介した通り、今回はマレーシア航空のビジネスクラスでクアラルンプール乗り換えを利用しました。
ここで人生初めてのビジネスクラスエース席「1A」をゲット!
身分不相応と言われてしまうかもしれませんが予約時に空いていたので取っちゃいました。
出発時刻も遅く、寝るだけと思っていましたが食事もサービスも大満足でとても貴重な経験ができました。
【フライト情報】
成田-クアラルンプール 所要時間7時間20分
クアラルンプール-ヤンゴン 所要時間2時間40分
【旅行日程】
【水かけ祭りについて 】
水かけ祭りというとタイ、チェンマイの「ソンクラーン」が有名ですミャンマーでも「ティンジャン」という名で同じようにお祭りがあります。
元々、仏教の新年を祝う行事の為、近隣の仏教国でも同様なお祭りがあります。
水をかけることばかりが注目されますが、この水かけ祭りは新年を迎えるための一年を通して、ミャンマーでもっとも大切なお祭りとなります。
その為、レストランやサービス業、公共機関などすべてがお休みで空港ピックアップや現地ツアーなど予約ができませんでした。
見事に今回の日程と被ってしまい、日本から予約ができたのがホテルのみです。
旅行会社のサイトもこんな感じで完全シャットダウン!
【なぜ水をかけるのか?】
現地の方に聞いた話では、水をかけることで一年間の不浄を清め、新年を健康に迎えるという意味が込められているそうです。
ミャンマーの寺院では参拝の際、仏像に水をかけ、お祈りするシーンを目にしますが新年を迎えるタイミングでは自分たちに水をかけて、清めているようです。
【ヤンゴン繁華街へ】
空港からホテルまでの移動の間にも水をかけているシーンを何度も見ました。水をかける為、車の荷台に乗り、徘徊している集団とも何度も遭遇!
信号でタクシーが停止するとタクシーめがけて水をかける人も多く、今までにTVで見ていたお祭りを実際に体験できると思い、変に気持ちが高鳴ります。
タクシーの運転手曰く、これは全然、盛り上がっていない!とにかく繁華街へ行けとアドバイスをいただきホテル到着後、持参した水鉄砲をもって移動しました。
ホットエリアはヤンゴン市内の南側でチャイナタウン周辺とのことでした。
【水かけ祭りホットエリア】
ホテルからホットエリアに到着して驚愕!!
道を歩くためには、特設ステージの上から火事の時に使う消防用のホースでぶちまけられている水の中を通るしかないんです。
もともと消火活動に使う消防ホースなので威力が段違い。これがとにかく痛いんです。
まるで要塞を守る軍人のようで恐怖すら覚えました。
そして先ほどの要塞を離れると水をかける為、荷台に乗った集団が道を埋め、その集団が遥かかなたまで続いています。
この荷台に乗った人たちの最大の武器は冷え冷えの水です。このお祭りの間、荷台の人たちはビールやジュースなどを飲むため、荷台でしっかり冷やしています。
この水をコップやバケツなどで使ってかけてくるのでダメージは半端ないです。後ろから不意打ちでかけられると声が出ていまし、それを笑っているのです。
持参した水鉄砲なんて届かないし、持っているのが見つかると周囲の人から狙い撃ちされるので無力を通り越し、ターゲットになるだけでした。
数でも火力でも絶対的な実力差を見せつけられ、完全な敗北です。
自分がわざわざ日本から持っていた水鉄砲。まだ季節的にも早かった為、どこにも売っておらず、やっとの思いでドンキで見つけた水鉄砲。
こんな物で応戦しようと考えていた自分が恥ずかしかったです。
メイン道路は安心して通行できないので脇道にそれてホテルに戻ることにしました。
しかし、ここにも伏兵が。。。
メイン道路が大人の戦場なら脇道は子供の戦場。
大人のような手加減無く、自分と同じような観光客の女性にもフルスイングでバケツの水をかけてきます。
この純粋そうな少年も鬼の形相で襲ってきました。
水かけ祭りの水をかけることで清めるという意味では純粋と言っていいのかもしれませんね。。
【戦線離脱】
先ほどの通りやっとの思いでホットエリアを抜け出し、タクシーでホテルまで。
タクシーを待っている間にも例の荷台に乗った人たちが何度も通過して、冷たい水をかけてきます。
ホットエリアは想像以上に激しかった。。。
早くホテルに戻り、安心のスペースで暖かいシャワー浴びたい。
やっとの思いで捕まえたタクシーに乗ってみると嫌な予感が。。。
予感は的中でタクシーの運転手からも水鉄砲で水をかけられました。
儀式的に優しい水かけで今回の祭り中で一番優しかったw
【 水かけ祭り中の食事について】
正直、これは本当に苦労しました。
事前に調べていたレストランはすべてクローズ。
食事ができるお店はホテルのレストランは軽食のみ。屋台風のお店が少し営業している程度です。
コンビニはやっていたのでビールやスナックなどは購入可能です。ご安心を
しかしせっかくミャンマーに来たのだからローカルフードとビールが飲みたくて最終日に30分くらい歩いて探したお店です。
なぜか缶ビールよりも安かったのでちょっと怪しいお店だったのかな。。。
場所はチャイナタウンの脇道に入ったところです。詳細は覚えていません。
【最後に】
後日、水かけ祭りの内容を把握し、濡れる前提で祭りに参加しましたがとにかく楽しかったです。
最初は心のどこかで「濡れたくない」と思っていましたがずぶぬれ覚悟で参加すると「水かけて~」って楽しめます。
まとめ
- 水かけ祭りで応戦しようと考えない。
- 水かけ祭りはびしょ濡れで楽しもう
- レストランはやっていないので食事はホテルが確実
- マーケットはやっていないので買い物はできない
- 次は子供を連れて参加したい