はじめに
関東近辺にお住いの皆様。
旅行や出張に行かれる時、新幹線と飛行機の選択基準は目的地がどこまでの範囲でしょうか?
今まで私は北は仙台まで西は大阪までを新幹線。それ以上を飛行機となんとなく自分ルールを持っていました。つまり今まではこの自分ルールがあったため、その範囲内で飛行機を利用したことが無かったのです。
しかし2016年からソラチカルートでANAマイルが獲得できるようになったり、2017年はJAL、JGC修行を行うなど積極的に飛行機に乗る機会が増えました。
2017年の最初のフライはANA特典航空券で羽田-大阪に搭乗。この路線は新幹線と飛行機と悩みの分岐点。周囲の人に聞いても新幹線も飛行機も利用した事がある人も多いのでは無いでしょうか?
ところが今回、私が利用したのが名古屋-羽田という路線。関東近辺に住む人で利用した事がある人は少ないのでは無いでしょうか?
後日、会社の同僚にこの路線を利用した事を話したら路線があることに驚いていました。
今回は関東近辺にお住いの方にはなじみの少ない名古屋-羽田について紹介させていただきます。時間の都合上、羽田-名古屋は新幹線を利用しています。
利便性について
やはり気になるのは名古屋-東京の移動手段として新幹線と飛行機、本当にどっちが便利なのかと言う事です。
せっかくなので今回の移動手段について比較を行いました。
【まずは飛行機】
移動時間は1時間。しかし名古屋-羽田の移動手段は遅い便だとJALしかありません。ANAの場合、朝の移動では利用できますが帰りの便が無いんです。
しかも以下の便以外の路線が無いため、時間も選べません。ちなみに値段は8,900円
【次に新幹線】
移動時間は1時間35分。飛行機よりも30分ほど多く時間がかかります。
しかし飛行機の場合、JALの1路線以外の選択肢がありませんでしたが新幹線の場合、10分間隔で走っているため、選択肢が多いです。
運賃は10,360円
【新幹線と飛行機の利便性まとめ】
価格や移動時間は若干、飛行機が優勢ですが空港までの移動や空港からの移動を考慮すると差異がほとんどない。
また飛行機の場合、利用できる路線選択肢が無いため、時間の読めない場合、新幹線しか選択肢が無い。
ある程度、想像されていたかと思いますが名古屋-羽田の移動手段で飛行機をお勧めできる人は確実に指定された時間の飛行機に搭乗できる方のみ。
名古屋空港の情報収集
先ほども説明させていただきましたが名古屋空港(正式名:中部国際空港セントレア)は関東近辺に住んでいる人にはほとんど馴染みが無い空港です。
その為、名古屋空港(セントレア)での過ごし方がまったくわかりません。名古屋と言えば手羽先や味噌煮込みうどん、ひつまぶし、モーニングに名古屋城くらいしか知りません。
でもせっかくなのでセントレアを堪能したい。そこで悩んだ結果、前日にツイッターでこんなつぶやきをしてみるとお二人から返事がありました。
みぃさん(dragonlady)
私が知っている言葉は一つもなく「味仙?」「矢場とん?」「フーの湯?」初めて聞くキーワードが三つも出てきました。
【3つのキーワードを確認した結果】
いざ名古屋へ
せっかく紹介いただきましが食事が2件、被っておりさすがに夕食にセントレア空港で台湾ラーメンと味噌カツの両方は流石に食べられない。
そこで調べてみると「矢場とんの味噌カツ」は名古屋駅にも店舗があるので昼食はこちらで取ることにしました。
味噌カツというと味が濃くヘビーなイメージを持っていましたが想像以上にあっさりしていてかなりボリュームがあるカツでしたがあっという間に食べきってしまいました。
店内に女性客が多いのはこのような理由もあるようですね。
インパクトのある店外。多分、名古屋市内に味噌カツ屋さんはたくさんあると思いますがこれを一度見たら、忘れないほどのインパクトです。
中部国際セントレア空港へ
今回、訪れた1月17日は何十年ぶりの大雪で名古屋近辺の各交通機関では大幅な遅れが発生していました。 電車から見える風景も完全に雪景色です。
予定では3時間前にはセントレア空港に到着する予定でしたがタクシーも捕まらず、電車も遅れ、名古屋駅には予定よりも1時間遅れで到着。
名古屋から中部国際空港セントレアまではミュースカイを利用して移動時間は約40分。到着予定時刻は出発の2時間前。
完全指定席で成田エクスプレスや京成ライナーをイメージされれば間違いありません。
せっかくの移動時間なので名古屋工場限定醸造のキリンラガーをいただきました。
普段であれば、空港に2時間前に到着すれば全く問題無いですが今回は台湾ラーメンを食べて、銭湯に入るミッションがあるため、ギリギリです。
中部国際空港セントレアに到着したら、さっそく味仙を目指します。さすがに初めての空港の為、お店を探すのも一苦労。
セントレア空港到着フロアの上の階の奥にお目当ての味仙を見つけ迷わず、台湾ラーメンを注文しました。お店はラーメン屋さんというよりも中華料理屋さんというイメージです。
実は台湾ラーメン初体験の私は注文しましたが味の想像ができていません。
そもそも名古屋で台湾ラーメンって、状態でしたが同じような疑問を持たれるかともいると思うので私が調べた結果を共有させていただきます。
台湾ラーメンは台湾出身の方が名古屋で提供したラーメンから由来しているようです。その為、名古屋で食べるべき必須フードと言う事になります。
スープの味はとても辛いのですがひき肉の甘みが混ざり、一緒に食べるとスープの辛さとひき肉の甘さが絶妙なバランスで味わえます。この時はあまり辛さを感じないほどですが食べはじめると大量の汗があふれ出てきました。
若干、小ぶりのサイズなのかあっという間に完食です。
味仙で待望の台湾ラーメンを食べたら次は「風(フー)の湯」です。
日本の空港で初めて導入されたという展望風呂は非日常的とのうたい文句。正直、まったく想像ができず今回の旅で一番、ドキドキしています。
空港内でよく見かけるレストランやお土産屋さんなどと並び突然、この銭湯が姿を現しました。外観は完全にスーパー銭湯です。
中に入ってみるとこのようなポスターがあり、利用する飛行場により割引が適用されるようです。私が利用した1月は羽田空港が該当しており、割引価格で入場できました。
ちなみにここ「風(フー)の湯」では入浴券を購入すると大小のタオルも無料で借りられるので準備するのは着替えくらいです。
私も事前に着替えを準備していましたが商談中に間違って下着が出てこないかドキドキしていました。
ちなみに券売機は現金のみですがクレジットカードで支払い希望の方はカウンターに申し出れば利用可能です。
【早速、銭湯へ】
流石に銭湯の中では写真を撮っていないのでセントレア空港のHPから参照しました。
お風呂の種類は普通のお風呂に、寝湯、ジャグジー、サウナとスーパー銭湯よりも寂しい感じです。
しかし仕事終わりにピリ辛の台湾ラーメンを食べて、大量の汗をかいた自分にとっては最高のタイミングでお風呂をいただきました。
セントレア空港の「風(フー)の湯」の醍醐味はお風呂の種類でも質でもありません。それは銭湯に入りながら飛行機を見れる事です。女湯はわかりませんが男湯からは飛行機が離陸するところを見ることができます。
写真上は銭湯内から見た物です。
写真下は銭湯を出た展望エリアで見た写真になります。
写真は日中の物ですが私が訪れた時間は夜であったため、飛行機の灯だけが目につきとても幻想的でした。
しかし私が訪れた日は数十年ぶりの大雪で外は極寒。空港内は風を遮る物も無く、丸裸で出ていられる時間には限りがありました。
私はサウナでしっかり体を温め、水風呂には入らず展望エリアで飛行機を眺めながら体をクールダウンしていました。
【ちょっと気になったこと】
みなさん。ここまでの流れでちょっと気になりませんか?
こんなに至近距離でしかも丸裸で展望デッキに出て、飛行機から見えないのか心配では無いですか?
銭湯に入っているときは確認できませんでしたが飛行機に搭乗するタイミングでこの疑問について確認ができました。
【確認検証】
11番ゲートから飛行機に搭乗する時に展望エリアの人を見ることができるのか?
ひょっとしたら女湯も見えちゃうのか?
【検証結果】
11番ゲートからは「風(フー)の湯」の展望エリアは肉眼で確認できなかった。です
本当に残念。ただし双眼鏡やスペシャルレンズを有したカメラなら見えてしまうかもしれまん。
セントレアのカードラウンジ
はじめのセントレア空港、色々ありましたが最後はカードラウンジです。
JAL、JGC修行中の私は航空会社ラウンジには入ることができません。そこで指定のゴールドカードを所有していれば利用可能なカードラウンジを今回、利用しました。
実はセントレア空港のカードラウンジですが他の空港のカードラウンジと異なり、ソフトドリンク以外にビールも無料で提供されるんです。
想像してください。
仕事帰りに銭湯に入り、サウナ、展望デッキ、そして無料のビール。
こんな至福な時間があるでしょうか?時間通りに帰れる新幹線も魅力的ですがこのような体験ができるセントレア空港、たまにはこんな旅があってもいいのではないでしょうか?
嬉しい誤算
以前実質タダで発行でき、さらに初搭乗で1,000FOPを獲得できる「りそなJALカード」を紹介しました。
しかし発行のタイミングを誤り、修行年の2017年を待たず、2016年にカードを入手したため、1,000FOPを諦めたことを紹介させていただきました。
しかし2017年JGC修行僧の同期 id:CarbonMt から2016年の発行でも初搭乗で1,000FOPが獲得できるかも?との情報をいただきました。
もし1,000FOPが獲得できればラッキーくらいの気持ちでいましたがさらにCarbonMtさんから「りそなJALカード」のFOPが加算されているとのコメントいただき、チェックしてみると名古屋-羽田のFOPと一緒にしっかり1,000FOPが加算されていました。
今回は本当に運が良かったです。そしてわざわざご連絡いただいた2017年赤組修行同期のCarbonMtさんに感謝です。
今まで修行は一人で孤独に頑張るイメージがありましたがブログやツイッターを通して、多くの人たちとつながっていると実感しています。
今後、SFCやJGCの修行を検討されている方はぜひコミュニケーションツールの活用をお勧めします。
獲得FOPとFOP単価
今回は新幹線を利用する出張を無理やりJGC修行で変更した荒業。
しかし金額を見てみると新幹線も飛行機も大きな価格差が無く、セントレア空港ではあれだけの満足な時間が過ごせるのでもっと前に気が付けば良かったです。
復路だけの為、獲得FOPは690と本当にちょっとだけです。
FOP単価は12.9と普通のJGC修行では選ばないような路線です。
ここに諦めていた「りそなJALカード」の初搭乗ボーナス1,000FOPが加加わり、累積FOPはの6,538となりました。
まとめ
- 少しくらいの待ち時間であれば名古屋-羽田は飛行機もあり
- セントレア空港では名古屋飯が堪能できる
- セントレア空港を利用するときは銭湯必須。着替えも準備
- カードラウンジでビール飲み放題は魅力的
- 風呂上りは航空会社ラウンジやカードラウンジでビールを飲む
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