【更新日:20170426】
・追記:複数国の旅ならさらにお得
・追記:ドコモ情報を更新。便利になりました
はじめに
航空会社の上級会員SFC/JGCを目指す為、修行をされる方に朗報です。
2017年に修行される方の中には宿泊せず、空港到着後にそのまま帰国されるかたもいるかと思います。通称タッチ修行。
現地の滞在時間は短い時間ですが現地でLINEやTwitter、メールチェックなどインターネットを利用すためにwifiルーターを借りるか迷いますよね?
もしお金を出してwifiルーターを借りていたら損していますよ!
今回の記事はそんな修行僧の方が無料で自分の携帯でインターネットを使用できる方法を紹介させていただきます。
タッチ修行とは
先ほども簡単に紹介させていただきましたが訪問先での滞在時間が非常に短く0泊や1泊程度で帰国される方の事です。
タッチ修行に明確な滞在時間の定義は無く、短い滞在時間で帰国される修行をタッチ修行と呼んでいるようです。
タッチ修行のメリット
土日のみで修行(旅行)を完了することができるため、有休が取りづらいサラリーマンの方には人気の修行方法なのです。
最低滞在日数が運用され、以前のようなタッチ修行はできないと思っていましたが実は週末だけで完結できるタッチ修行がまた出てきたのです。
詳細につきましてはお二方のブログが非常にわかりやすく記載されているのでこちらを紹介させていただきます。
実際に多くのサラリーマンの方々がこちらのブログを参考にして、2017年もタッチ修行を行っているのではないでしょうか?
宇野橋ラスク (id:seek68)のエアチャイナのビジネスクラスを利用したシンガポールタッチ
まる (id:kanamalu)のANAのプレエコを利用したシンガポールタッチ
このような旅行スタイルをご理解できない方もいるかもしれませんが修行をされる方のゴールはあくまでも航空会社の上級会員になることです。
もちろんタッチ修行をせず、旅先でゆっくりと優雅な海外旅行を満喫することもできまず、日程の関係でどうしても有休取得が必要になってしまうため、有休を使って過ごすかは人それぞれです。
ここでは上級会員についての説明は割愛しますが気になる方は関連記事をご参考ください。
海外でのインターネットについて
海外で自分の携帯を使う場合、現地の空港でsimカードを購入するか日本の空港でwifiルーターを借りるのが一般的だと思います。
残念ながら私はsimフリー携帯を持っていないのでいつも空港でwifiルーターを借りています。
今回は紹介するのはsimカードもwifiルーターも利用しない個人携帯を利用したインターネット接続方法です。
「そんなの知っているよ!でも高いから使っていない。」と 突っ込みがあるかと思いまうがそれは昔の話です。
私が利用し、紹介するのは「auの世界データ定額」です。簡単に説明すると980円を支払うと自分の携帯データ容量を海外で24時間、使用することができます。
当然ですが自分の携帯電話のデータ容量残が無いと使用できないという問題はありますがデータ容量残が無い方は稀だと思いますので今回は除外します。
ちなみに3月1日から6月5日まで980円/24時間以上のエリアも今なら980円/24時間で利用できるキャンペーンを実施しています。
補足となりますがwifiルーターはレンタル時にデータ容量(250MBとか500MBとか)も購入しているので携帯のデータ容量残に関係なく使用することができます。
では実際にシンガポールに行った場合の費用を参考にもっと詳しく紹介します。
wifiルーターと世界データ定額の費用比較
まずそれぞれの費用体系について説明させていただきます。
こちらは何日レンタルするかで価格が算出されため、利用時間が数時間でも受取日から返却日まで日数×レンタル代/日が計算されます。
【世界データ定額】
こちらは利用開始のボタンを押した時から費用980円/24時間が発生します。
24時間が経過したらインターネットは切断されるので使いたい場合は再度、利用開始ボタンを押す必要があります。当然ですが再度、980円/24時間がの費用が発生。
実はこの「世界データ定額」にお得な裏技があります。
それは無料で登録可能な「auSTAR」に会員登録すると毎月1回、この「世界データ定額」が無料になるんです。
つまり海外で「世界データ定額」を利用しても1回までなら980円/24時間の費用は無料になるんです。
上記を踏まえ、羽田-シンガポール便をベースに今回は以下の3パターンで旅程で値段を算出し、比較します。
【旅程】
①0泊2日 (土曜日:往路昼便 日曜日:復路昼便)
②1泊3日 (金曜日:往路深夜便 日曜日:復路昼便)
③1泊4日 (金曜日:往路深夜便 日曜日:復路深夜便 月曜朝着)
※「世界データ定額」をその月に始めて利用し、1回無料と想定
飛行機 | 旅程 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 | 月曜日 | グローバルwifi 980円/日 | イモトのwifi 1130/日 | 世界データ定額 980円/24H |
往路昼/復路昼 | 0泊2日 | 〇 | 〇 | 1960円 | 2260円 | 980円→0円 | ||
往路深夜/復路昼 | 1泊3日 | 〇 | 〇 | 〇 | 2940円 | 3390円 | 1960円→980円 | |
往路深夜/復路深便 | 1泊4日 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 3920円 | 4520円 | 2940円→1960円 |
【比較結果】
ダントツで「世界データ定額」が安かったです。
wifiルーターの場合、使用できない移動時間も費用が発生しているのがもったいないですね。
さらに1回の旅行で2か国訪問を検討している場合はさらにお得です。(追記)
例えばオーストラリアとシンガポールに合わせて10日間旅行する場合、wifiルーターはそれぞれ10日分の費用が発生します。
参考のレンタル費用は以下のように設定し、旅行は10日間で算出します。
・オーストラリア用wifi 800円/日×10日=8,000円
・シンガポール用wifi 800円/日 ×10日=8,000円
どちらか1か国だけの滞在の場合、10日間旅行してもwifiルーター費用は8,000円となります。しかし2か国を旅行する場合、それぞれのwifiルーターを借りる必要があるため、費用は2台分の16,000円が必要となります。
「世界データ定額」の場合、1回:980円/24hですので最大10日で98,000円となります。実際には往路と復路の飛行中は利用しない為、利用日数は最大8日で7,840円となり、やはりお得であることがわかります。
複数国滞在の強さ(追記)
今回、クアラルンプール経由ミャンマー修行で気が付いて更なるメリットがあります。それは1回「世界データ定額」を利用すると複数国で利用しても同じ料金なのです。
実例)
今回、クアラルンプールで5時間くらいの乗継待ち時間がありました。そこで「世界データ定額」を使い、待ち時間を快適に過ごしてから目的にミャンマーに移動。
ミャンマー到着後、改めて「世界データ定額」を確認すると残り時間が16時間も残っており、そのまま利用ができました。
つまり「世界データ定額」1回:980円を利用すると指定されている163か国のどこでも24時間、追加料金無しで自由に利用ができるんです。
その他のメリット/デメリット
- 個人携帯だから申し込みも不要
- 貸し借りの手間もかかりません
- 24時間以内の利用であれば無料に出来る
- wifiルーターの持ち運びも不要で身軽
- wifiルーターと携帯の接続も不要
- 1回の接続で163か国で利用可能(追記)
デメリットは見つけられなかったので今後、海外でのインターネットは「世界データ定額」の一本でいいと思います。
au以外キャリアーについて
今回はauに「世界データ定額」を紹介しましたがドコモでも同様のサービスがありました。しかしソフトバンクについては同じサービスを見つけることができませんでした。
ドコモ「海外1dayパケ」
30MBと制限があり、使い勝手が良くないです。
ドコモユーザーに朗報です。
期間限定のキャンペーンですがauと同額の980円でパケ放題が可能となりました。
詳細については詳しく紹介されているこちらを御確認ください。
世界データ定額を使用前の準備
自分が実施した作業は以下の3項目です。時間にして5~10分程度。
操作に不安のある方はauのサポートデスクに電話されると遠隔操作で設定していただくことも可能です。
-
auSTARの会員登録を行う(これで月1回、無料)
-
世界データ定額を立ち上げるアプリをダウンロード
-
携帯を海外で利用できるよう設定を行う(詳細はリンク参照)
実際にシンガポールで使ってみた
利用開始は本当に簡単でした。
飛行機から降りて機内モードをOFFにするとローカルで接続されてました。
先ほど紹介した携帯設定を事前に行っていたのでなんの操作も不要でした
その後、「世界データ定額」のアプリをクリック。
世界データ定額「利用開始」ボタンをクリック。「OK」
これだけの作業で24時間タイマーが動作し、インターネット接続。
実際に使ってみると日本と変わらないインターネット環境で何も不自由なく、シンガポールでの三日間も過ごすことができました。超便利~
まとめ
- 価格が安いメジャーな国では「世界データ定額」が断然便利
- キャンペーン中は他の国でも「世界データ定額」が安くて断然便利
- auSTARの会員登録は必須
- 個人携帯が高いというイメージはもう古い
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