【はじめに】
このブログでは私が何度か出張で訪れた武漢について気をつける点をまとめています。
私、ばかよんですが旅行や出張を合わせると訪問国は約20カ国以上。回数で言うと60回以上とそこそこの経験値です。
そんな私が感じた事が参考になれば幸いです。
【武漢について】
中国大陸の中央部、湖北省に位置します。これと言って有名な観光名所も無く、ワザワザ観光で訪れる方は少ないかと思います。
しかしなぜ武漢?
実は2000年4月より国の経済技術開発区として認められ、多くの日本企業が進出しているのです。つまりここ武漢は国家プロジェクトで経済開発地区にするよう勧められているのです。
これにより日本からも現地法人や工場などを建設しており近年、武漢を訪れる日本人出張が増えて2016年からついにANAでは成田空港-武漢の直行便も登場しました。
【武漢出張で気をつける事】
1. 飛行機予約
日本では電車も飛行機も遅れることはあまりありませんが中国の公共機関は遅れる事が当たり前だと思ってください。
その為、上海や北京などで乗り継ぎが必要な方は最低でも3時間以上の乗り継ぎ時間を確保して下さい。
特に午後や夕方の便は遅延が蓄積し、3時間以上も遅れることは珍しくありません。
2.両替
海外旅行に行った事がある方も多いと思いますが両替で困った事ってあまり無いですよね。
武漢では空港の両替に手数料約2,000も取られます。初めて訪れた時は驚きを隠さなかった事を鮮明に覚えています。今時あります?
複数人で出張した場合、3人が両替すると手数料は約6,000円もかかる計算になります。
実際の空港両替所でも出張らしいグループが何人も両替待ちをしており、「もったいない」と感じていました。
お得に両替するには?
・複数人でまとめて両替する
・日本を出発前に両替する
・マネーパートナーズを利用する(詳細は以前、説明したこちらを参考にしてください)
3.タクシー
良くある話ですがメーターを使わず、言い値を言ってくるケースがありますが中国ではこれは摘発の対象となるため、強く折衝するか中国語が話せる人に電話して交渉してもらいましょう。
この言い値の場合、領収書が出ない事もあるので出張者には致命的です。
空港からの市内まで約40分、到着してからでは後の祭りです。
4.食事
注文はお店のレベルによって異なります。
ざっくりと分けてみました。
下級 オーダーシートに数量を記載して、受付に提出。
中級 オーダーシートに数量を記載して店員に渡します。
高級 メニューを見て、店員に伝える。
ルールさえ知っていればそれほど難しくはありません。
5.接待
お酒はビールが一般的。ただ日本のように冷えているビールもありますが常温で置いているお店もあるので注意。
またお祝いの席では一般的な白酒も普通に出てくる事が多く、これが度数も臭いも強くなかなか辛いです。
また呑み方も変わっており、自分1人で飲むのは好まれません。
飲む時は一緒に参加している方の名前を呼び、お礼や一言添えて飲むのが一般的。
日本で乾杯は会の最初くらいですが中国ではこのように会の途中に何度も乾杯をする場面が多いです。
名前を呼ばれると飲まされてしまいますのでお酒の弱い方は早い段階で気をつけましょう。
6.その他
モバイルwifiを準備すればどこでもインターネットにアクセス可能です。
しかし現在、日本で普及しているFaceTime、LINE、YouTube、Google、twitterですが中国では使えません。着信までは確認出来ますが使用する事ができません。
もし特定の人とLINEのようにやり取りをする場合、「we chat」を事前にインストールしておきましょう。
また閲覧出来ないHPも多いので必要な資料は日本を離れるまでに自分のPCに落とし込みましょう。
7.必需品
個人的にお勧めしている海外出張時の必需品をまとめてみました。
参考になれば幸いです。
- モバイルバッテリー
- ハンディウォシュレット
- ウェットティシュ
- マスク
- ノート
- 整腸剤
【まとめ】
・出張前にしっかりと情報を集めましょう
・両替は賢く
・お酒を飲む際は気をつけて
・必需品は忘れずに
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