はじめに
2018年7月の夏休み、ANAの特典航空券を利用して、家族4人で沖縄旅行を予約しました。
夏休みの沖縄は本当に大人気で特典航空券では予約が取れないとか予約できても変な時間しか空席が無かったと辛い話をよく聞きます。
特に小さいお子様と一緒の場合、早すぎる時間や遅い時間はちょっと厳しいですねよね。
今回、予約した夏休みフライトですが上記のような問題をまったく受けず、無事に子連れ家族旅行の特典航空券を予約することができました。
信じられないと思う方も多いと思いますが本記事では実際に私が予約した特典航空券での沖縄旅行について紹介させていただきます
ANA国内特典航空券
予約期間
ご存知の方もいると思いますがおさらいです。
国内特典航空券で予約ができるのが搭乗予定日の2カ月前からです。
つまり8月4日に沖縄に行きたい場合、6月4日から予約がスタートします。
※2018年9月追記
今現在、国内線の特典航空券は2019年3月分まで一斉販売に変更しています。
今までの2ヶ月前よりは先の予約ができるようになりましたがその分、競争率も上がり予約が難しいと言う声も聞こえます。
今回、国内線特典航空券予約のルールが変更となっていますが紹介する裏技の優位性に今現在、変わりません。
ANAのHPより
ここで質問
8月4日~8日のような旅行日程で国内線特典航空券を予約したい場合、往復フライトを予約できるのはいつ?
①6月8日(8月8日の2ヶ月前)
②6月4日(2ヶ月+4日前)
正解は②の6月4日です。
なぜ2ヶ月以上も前に8月8日のフライトまで予約できるのか?
それは往復で特典航空券を利用する場合、往路の14日以内の復路も同時に予約できるというANAのルールがあるからです。
補足ポイント
復路のフライトに関しては往路の14日以内であれば、同時に予約可能
この特長を生かした裏技もあります。
興味がある方は是非「特典航空券」「裏技」「14日前」などでネット検索してみてください。
夏休みの沖縄フライト状況
子供の夏休みは一般的に7月中旬から8月末までです。
つまり約5週間ほど。この夏休みに沖縄旅行を計画した場合、週末を利用して沖縄に行けるチャンスは5回しかありません。
しかしお盆の時期は特典航空券が予約できないため実質、週末を利用して特典航空券で予約できるチャンスは3、4回しかありません。
さらに特典航空券で割り振られている席数には限りがあるため、どうしても週末を絡めた旅行を計画する場合、予約が集中して希望の時間や日時に予約を取るのが難しくなります。
特典航空券で予約できない場合、普通に航空券を購入する必要がありますが安いチケットでも往復で4~5万円。家族4人の場合、16~20万円とかなり高いです。
これまで絶望的な事実しか記載しておりませんが後ほど誰でもできる確実に国内特典航空券で予約できる方法を紹介いたします。
※平日に旅行の予定を組める方は比較的、余裕があるので本記事を読まなくても予約できると思いますので飛ばしてください。
国内線特典航空券を確実に取る方法
早速ですが今回、私が実践した予約方法は紹介いたします。
繰り返しになりますが東京-沖縄のような特典航空券の場合、先ほどご説明した通り出発日の2ヶ月前+14日以内からしか予約ができません。
しかし、海外を経由することで国内線特典航空券から国際線特典航空券に変わり申し込み期限が2ヶ月前から355日前までに変わるんです。
つまり国内線特典航空券で予約しようとしている人よりも295日前に予約ができるんです。これは大きなアドバンテージです
・295日前とは355日-60日(2ヶ月)
ANAのHPより
ポイント1
予約は国内線特典航空券ではなく、国際線特典航空券を利用する
国際線特典航空券と聞いてちょっとハードルが高くなったと感じる方も多いと思います。
まず気になるのがマイルです。国内から海外になったので必要マイル数も増えると思いますが実はほぼ変わらないんです。
必要マイル数も変わらず、予約も早くできて沖縄だけではなく、台湾などの海外旅行にも旅行に行けることが得と感じるか損と感じるかは個人差がありますよね。
ただ海外になるのは事実で旅行を計画する場合にはパスポートを持っていないと発行など手間がかかります。
※必要マイルに関しましては後ほど説明いたします。
ちょっと内容が複雑になってしまったので一度、私が予約したルートで簡単に整理します。
国内線特典航空券(通常の予約方法:予約は60日前から)
・東京→沖縄→東京
国際線特典航空券(裏技の予約方法:予約は355日前から)
・東京→台湾→沖縄→東京
実際に国際線特典航空券を検索するとこんな感じになります。(日程は適当ですww)
台湾で2泊して沖縄で4泊。必要マイル数は20,000マイル
沖縄と台湾のフライト時間は1時間30分とそれほど遠くも無いんです。
重要なポイント
先ほど国内線特典航空券では無く、国際線特典航空券で予約することが重要と説明しましたがさらにもう一つ、重要なポイントがあります。
実は沖縄で滞在期間を設ける為にはANAの国際線特典航空券では無く、提携航空会社の国際線特典航空券で予約する必要があります。
ANAの国際線特典航空券で予約した場合、日本国内で24時間を超える滞在ができません。この場合、沖縄を経由しても24時間の滞在しかできません。
ANAで提携航空会社の国際線特典航空券を発券した場合、日本国内で24時間以上の滞在が可能となります。
つまり本来の目的が沖縄旅行だったので提携航空会社であれば355日前から海外を経由して沖縄旅行で長期滞在可能な家族旅行を予約することができるんです。
↓スターアライアンス加盟の提携航空会社↓
ポイント2
予約は提携航空会社特典航空券で予約する
実はこの裏技、特典航空券の有益な使い方や陸マイラー支援ツールを作成されているJPさんの記事を参考にさせていただきました。
おかげさまで無事に沖縄旅行も予約出来て、台湾で美味しい物も食べてきます。
必要マイルについて
国内線特典航空券については時期により多少、必要マイル数が異なります。
夏休み前半に旅行に行く場合、R(レギュラーシーズン)
夏休みの後半に旅行に行く場合、H(ハイシーズン)
東京から沖縄までを国内線特典航空券で予約した場合
R(レギュラーシーズン):18,000マイル
H(ハイシーズン) :21,000マイル
となります。
国内線特典航空券は18,000~21,000マイル必要。
先ほど紹介した国際線特典航空券が20,000マイルなのでハイシーズンで比べると海外旅行を付けても逆にお得なんです。なんだか不思議ですよね。
この特典航空券の予約方法
普通に特典航空券で予約する場合、出発地と目的地の往復のみ検索と思います。
しかし、今回の予約では沖縄滞在を満喫するため、予約方法が通常と少し変わります。
それほど難しくないので簡単に予約方法を紹介いたします。
まずはANAのHPから「ANAマイレージクラブ」をクリック
次に「提携航空会社」をクリック
「提携航空会社 特典航空券」と「特典航空券予約」なっていることを確認してクリック
デフォルトでは「往復」なっているので「複数都市・クラス混在」をクリック
ここを選択しないと出発地と海外の往復だけになってしまし、沖縄滞在を設けることができません。
あとは行きたい日程と目的地を入力すればOK
それほど難しくないですよね?
おさらい
- ポイント1:国際線特典航空券で予約する
- ポイント2:提携会社経由で予約する
家族旅行で使ったANAマイル
2018年、夏休みの家族旅行ですが上記の方法で国際線特典航空券で予約して、必要マイル数は1人20,000マイル。家族全員で80,000マイルを必要となります。
このフライトは2017年10月に予約を行いましたが燃料サーチャージや空港使用料などが4名で約27,000円。現在だとサーチャージはもう少し高いですかね?
2018年夏休み費用内訳
人気の沖縄旅行を早くから確実に予約が取れ、特典航空券が使えるならとてもお得だと思います。
- 使用マイル:80,000マイル
- 支払い金額:約27,000円
80,000マイルですが飛行機に乗らない場合、クレジットカード決済という方法がありますが今回のケースでは800万円をクジレットカードを使えば貯まります。
正直、クレジットカードで800万円って無理ですよね。
それなら飛行機にの乗って貯めるか。。。
実は私、2017年はANAにほとんど乗らず、クジレットカードも利用せず、しっかりANAマイルを貯めたんです。
それではどのようにして貯めたのか?それはポイントサイト経由で貯めました。
興味があるかたはこちらを参考ください。
興味が無い方はすっ飛びしてください。
今回の裏技のメリット/デメリット
メリット
- 国内線特典航空券よりも295日前から予約ができる
- 使用マイル数を抑えて、海外旅行にも行けちゃう
デメリット
- 海外に行く必要があるため、パスポートが必要
- 滞在地が増える為、短い旅行には向かない
- 燃料サーチャージが必要。今回は27,000円ほど
まとめ
時間に少し余裕があり、繁忙期に国内旅行を特典航空券で予約したい場合、国際線特典航空券を利用すれば、ほぼ確実に予約が可能。